2007年02月09日
ミレーヌ・ファルメールの危険な誘い
さて、ミレーヌ・ファルメールってご存知でしょうか?
むふふ、Mylène Farmerは、ケベック生まれで、某おフランスの音楽界ではむちゃくちゃメジャーなアーティストなのですが、これだけではよくわからんでしょうから、まずはこれを。
ちなみに、最初のシーンの人形のせりふは、「ねえママ、どうしてボクは男の子じゃないの?」ってな意味です。(はぁぁ…?)
ひっひっひ、なんかおちゃらけたチャイナ・テイストの音楽なのですが、映像がやたら深い。
なにせ、のっけからこれは澁澤―四谷系(クリック厳重注意!)の映像でっせ、っあなた。
そこで、この映像をバックに、チャイナもどきのメロディーラインでいったい何を歌ってるねん、と気になる貴公は、是非ともこのページをご覧ください。
さらに、今回のビデオの歌詞は、これです!
ね、この曲のタイトルは「真似してんのとちゃうねん」ってな意味だったのですが、さらにはあの人形が言っていたセリフも、「どうして自分は人間の男の子じゃないの?」といってるような、ピノッキオ系の意味合いなんかとは実は全然違うのでした。
「だから何やねん、結局ようわからん」という方のために、この訳詩ページの醍醐味は上にある解説コーナー。
じつはコレが必見なのです。是非とも「解説」をクリックしてみてください!
ほらね、とってもよく解るとともに、いまや軽いめまいすら覚えるでしょう?
解説その2に行くと、さらに歌詞にも出てきたシェバリエ・デオン(デオン騎士)のお話になるのですが、これがまた下手な小説なんかよりもずっと面白い。
わたしゃ知りませんでしたよ、こんな人間がルイ15世の時代に暗躍していたなんて!
オトコであるシャルル・なんたらかんたら・デオン・ド・ボーモンさんが、女性の時にはリア・ド・ボーモンを名乗り、ロシア女王の男子禁制の領域で暗躍していたらしい。
なんじゃ、このメチャクチャで破天荒すぎるストーリー展開は!
さらには、借金のカタに一生を女性として過ごすことを強制され、晩年は剣闘士バアさんとしてロンドンあたりでフェンシングの見世物とかの興行をやっていたらしい。
あんた、デュマとかの読みすぎちゃうの??
さて、とても優れたこの解説も、7まで行くと、もう頭の中は倒錯の世界でポトフ状態。
なにせ、このシャルル(リア)・デオン・ド・ボーモンさんにヒントを得て、かの名作、ベルサイユのばらやらリボンの騎士やらが生まれたに違いないという、これは卓見です。
何と言っても、「リボンの騎士」と「デオン騎士」の音韻のアナロジーですよ、あなた。
これはすなわち、シルバーランド王国のサファイア王女ですよ。それに、ジュラルミン大公とチンクですよ。そして、ウラナール博士とガリゴリ博士なのですよ。
たらりらったりったらった、らったったー・・・♪
と、いうわけで、シャルル(リア)・デオン・ド・ボーモンのお話が、ここまで華麗なバリエーションに展開されるのを体験してしまった今、なぜか心の中にふつふつと沸き起こるイメージ。
それは、最初のビデオの人形が、なぜか男装した「リア・ディゾン」で、「ママ、どうして私はオトコじゃ…」
(ああ、もうダメです。強烈なイメージの不可避な連続負荷のために異様に興奮させられてしまった脳髄を鎮めるべく、三連休前夜の今宵は、とっとと早めに就眠するのでありました。)
P.S.:これでは、某国が誇る稀代のアーティスト、ミレーヌ・ファルメールのイメージが正しく伝わらないかもしれないので、ここまで読まれた方は是非とも下記も御参照ください。
これの歌詞は、これです。
ね、やるでしょう、ミレーヌ・ファルメール?
ちなみに、最初のシーンの人形のせりふは、「ねえママ、どうしてボクは男の子じゃないの?」ってな意味です。(はぁぁ…?)
ひっひっひ、なんかおちゃらけたチャイナ・テイストの音楽なのですが、映像がやたら深い。
なにせ、のっけからこれは澁澤―四谷系(クリック厳重注意!)の映像でっせ、っあなた。
そこで、この映像をバックに、チャイナもどきのメロディーラインでいったい何を歌ってるねん、と気になる貴公は、是非ともこのページをご覧ください。
さらに、今回のビデオの歌詞は、これです!
ね、この曲のタイトルは「真似してんのとちゃうねん」ってな意味だったのですが、さらにはあの人形が言っていたセリフも、「どうして自分は人間の男の子じゃないの?」といってるような、ピノッキオ系の意味合いなんかとは実は全然違うのでした。
「だから何やねん、結局ようわからん」という方のために、この訳詩ページの醍醐味は上にある解説コーナー。
じつはコレが必見なのです。是非とも「解説」をクリックしてみてください!
ほらね、とってもよく解るとともに、いまや軽いめまいすら覚えるでしょう?
解説その2に行くと、さらに歌詞にも出てきたシェバリエ・デオン(デオン騎士)のお話になるのですが、これがまた下手な小説なんかよりもずっと面白い。
わたしゃ知りませんでしたよ、こんな人間がルイ15世の時代に暗躍していたなんて!
オトコであるシャルル・なんたらかんたら・デオン・ド・ボーモンさんが、女性の時にはリア・ド・ボーモンを名乗り、ロシア女王の男子禁制の領域で暗躍していたらしい。
なんじゃ、このメチャクチャで破天荒すぎるストーリー展開は!
さらには、借金のカタに一生を女性として過ごすことを強制され、晩年は剣闘士バアさんとしてロンドンあたりでフェンシングの見世物とかの興行をやっていたらしい。
あんた、デュマとかの読みすぎちゃうの??
さて、とても優れたこの解説も、7まで行くと、もう頭の中は倒錯の世界でポトフ状態。
なにせ、このシャルル(リア)・デオン・ド・ボーモンさんにヒントを得て、かの名作、ベルサイユのばらやらリボンの騎士やらが生まれたに違いないという、これは卓見です。
何と言っても、「リボンの騎士」と「デオン騎士」の音韻のアナロジーですよ、あなた。
これはすなわち、シルバーランド王国のサファイア王女ですよ。それに、ジュラルミン大公とチンクですよ。そして、ウラナール博士とガリゴリ博士なのですよ。
たらりらったりったらった、らったったー・・・♪
と、いうわけで、シャルル(リア)・デオン・ド・ボーモンのお話が、ここまで華麗なバリエーションに展開されるのを体験してしまった今、なぜか心の中にふつふつと沸き起こるイメージ。
それは、最初のビデオの人形が、なぜか男装した「リア・ディゾン」で、「ママ、どうして私はオトコじゃ…」
(ああ、もうダメです。強烈なイメージの不可避な連続負荷のために異様に興奮させられてしまった脳髄を鎮めるべく、三連休前夜の今宵は、とっとと早めに就眠するのでありました。)
P.S.:これでは、某国が誇る稀代のアーティスト、ミレーヌ・ファルメールのイメージが正しく伝わらないかもしれないので、ここまで読まれた方は是非とも下記も御参照ください。
これの歌詞は、これです。
ね、やるでしょう、ミレーヌ・ファルメール?
Posted by mouf at 23:14│Comments(0)