2005年08月05日
You must believe in Spring
今日は、午前中から小雨がぱらついて、とても過ごしやすい一日でした。
ところで最近、「ブログに対する興味とは、それを書いている人間への関心なのではないか」などと、つらつらと思い至るようになったのですが、そういう意味でも本日はたいへん興味深い方を...
ところで最近、「ブログに対する興味とは、それを書いている人間への関心なのではないか」などと、つらつらと思い至るようになったのですが、そういう意味でも本日はたいへん興味深い方を...
さて、先日からコメントをいただいているuramayaさん、お礼といっては何ですが、ちょっと御紹介させていただきます。
uramayaさん、知る人ぞ知る「uramaya日記」の作者さんです。
uramayaの名前通りにネコ好きらしく、このuramaya日記は、石垣島の日常生活を御紹介してくれる、とっても楽しいサイトです。
で、サイトを訪問してまず目に飛び込んでくるのは、なんといっても右側のサイドバーに弩怒~んと並んでいる本のタイトルでしょう。
これがまた、 「こ、これは!!」 と、かなりソソられるものがあるラインナップなのです。
それというのも、民俗学がらみ、それも沖縄や音楽にせまるテーマばかり。
さらに、下の方の「八重山人の肖像」のおばあちゃんの表情なんて、迫るものがありますでしょう?美っ人ですよね。
で、ここだけを見ても「チキンラーメンが出来上がったときの小池さん」のような気分になってしまうのですが...
さらに、どうも沖縄民謡と三線を習っているらしいのですが、とことんまでやらないと気が済まない御性分らしい。
しかも、「真山節」を「八重山手帳」に転記して憶えているらしい。
このあたりの真面目さというか、スクエアさは文章にも如実に現れていて、「コギレイな文章に小手先の小技をちょっと効かせて、適当に読者を転がそう」などというありがちな魂胆は微塵も感じられません。
こういう真面目さがブログのいたるところに滲み出ていて、良い感じなのです。
さらに、先日驚いたのが、これ。
ちなみに御本人は、「2人だけでいるところを見られると、島ではデキていると勘違いされるから」などと解釈しているようですが...
んなわきゃ~ない。 それは違います。
つまり、良い女性と二人だけでいると、自分が空回りしてしまったり、内面が制御できなくなったりするから困るのに違いありません。 だからマズいのです。
つまり、一緒にいると、島のおじさんのペースが乱れて「持って行かれそうになる」ような、かなりドギマギさせるような方らしい。
しかも、ここが重要なのですが、御本人は、おじさんの無防備な純情とか自分の意図せぬ暴力などの摂理(これらが政治力をも形成しうる)に気づいていない。
さらに、前回の「年表萌え」の件。
あの年表を見て思うところがあるアタリはご慧眼なのですが、さすがに年表に対して「萌える」人間なんてそうそういるわけがありません。しかし、コメントの展開をみてきちんと口裏を合わせてくれる気遣い、サスガです。
しかしながら、こういう一面も。
う~ん、むかし伝七捕物帖という当時梅之助主演の時代劇ドラマがあって、この主人公の伝七がとてもキレるのですが、日常生活になると意外とあちこちで微笑ましいボロを出してしまうのでした。そして最後はお約束の「よよよい、よよよい♪」で締める、という目出度い設定を思い起こさせます。
ということで、結論としては、「自分が東山千栄子だったら、つい信頼して身内の愚痴まで語り込んでしまうような」、この比喩ではイメージが湧きにくいという方には、「自分が太宰久雄だったら、しばらくウチの経理で働いてくれないかなぁ~、と切り出してしまうような」しっかり者に違いないと思います。
たぶん、自分が杉村春子だったら、「ちょっと、この人なんかお婿さんにどうかしら」、などと言いながら見合い写真をたくさん持って来てしまうに違いありません。
それでは、最後に、uramayaさんがアカマタを見に行ったときのコメント。
この感想の結論にぜひ御注目ください。
こんな感想はなかなか言えるもんじゃーありません。
長くなりましたが、uramayaさんとは、このような方です。
「uramaya日記」、この機会にぜひ一度!
(相変わらず、無責任にホメすぎ...)
uramayaさん、知る人ぞ知る「uramaya日記」の作者さんです。
uramayaの名前通りにネコ好きらしく、このuramaya日記は、石垣島の日常生活を御紹介してくれる、とっても楽しいサイトです。
で、サイトを訪問してまず目に飛び込んでくるのは、なんといっても右側のサイドバーに弩怒~んと並んでいる本のタイトルでしょう。
これがまた、 「こ、これは!!」 と、かなりソソられるものがあるラインナップなのです。
それというのも、民俗学がらみ、それも沖縄や音楽にせまるテーマばかり。
さらに、下の方の「八重山人の肖像」のおばあちゃんの表情なんて、迫るものがありますでしょう?美っ人ですよね。
で、ここだけを見ても「チキンラーメンが出来上がったときの小池さん」のような気分になってしまうのですが...
さらに、どうも沖縄民謡と三線を習っているらしいのですが、とことんまでやらないと気が済まない御性分らしい。
しかも、「真山節」を「八重山手帳」に転記して憶えているらしい。
このあたりの真面目さというか、スクエアさは文章にも如実に現れていて、「コギレイな文章に小手先の小技をちょっと効かせて、適当に読者を転がそう」などというありがちな魂胆は微塵も感じられません。
こういう真面目さがブログのいたるところに滲み出ていて、良い感じなのです。
さらに、先日驚いたのが、これ。
ちなみに御本人は、「2人だけでいるところを見られると、島ではデキていると勘違いされるから」などと解釈しているようですが...
んなわきゃ~ない。 それは違います。
つまり、良い女性と二人だけでいると、自分が空回りしてしまったり、内面が制御できなくなったりするから困るのに違いありません。 だからマズいのです。
つまり、一緒にいると、島のおじさんのペースが乱れて「持って行かれそうになる」ような、かなりドギマギさせるような方らしい。
しかも、ここが重要なのですが、御本人は、おじさんの無防備な純情とか自分の意図せぬ暴力などの摂理(これらが政治力をも形成しうる)に気づいていない。
さらに、前回の「年表萌え」の件。
あの年表を見て思うところがあるアタリはご慧眼なのですが、さすがに年表に対して「萌える」人間なんてそうそういるわけがありません。しかし、コメントの展開をみてきちんと口裏を合わせてくれる気遣い、サスガです。
しかしながら、こういう一面も。
う~ん、むかし伝七捕物帖という当時梅之助主演の時代劇ドラマがあって、この主人公の伝七がとてもキレるのですが、日常生活になると意外とあちこちで微笑ましいボロを出してしまうのでした。そして最後はお約束の「よよよい、よよよい♪」で締める、という目出度い設定を思い起こさせます。
ということで、結論としては、「自分が東山千栄子だったら、つい信頼して身内の愚痴まで語り込んでしまうような」、この比喩ではイメージが湧きにくいという方には、「自分が太宰久雄だったら、しばらくウチの経理で働いてくれないかなぁ~、と切り出してしまうような」しっかり者に違いないと思います。
たぶん、自分が杉村春子だったら、「ちょっと、この人なんかお婿さんにどうかしら」、などと言いながら見合い写真をたくさん持って来てしまうに違いありません。
それでは、最後に、uramayaさんがアカマタを見に行ったときのコメント。
この感想の結論にぜひ御注目ください。
こんな感想はなかなか言えるもんじゃーありません。
長くなりましたが、uramayaさんとは、このような方です。
「uramaya日記」、この機会にぜひ一度!
(相変わらず、無責任にホメすぎ...)
Posted by mouf at 22:35│Comments(3)
この記事へのコメント
えーと、じゃあ「杉村春子さんコース」で・・・。
ありがとうございます。
うはは。なんかお恥しい。
褒めてもらって、いい気になってます。
で、調子に乗って、また書いてるので見てやってください。
ありがとうございます。
うはは。なんかお恥しい。
褒めてもらって、いい気になってます。
で、調子に乗って、また書いてるので見てやってください。
Posted by uramaya at 2005年08月07日 03:11
おおっ! っということは、「見合い写真」ですね??
おマカセください!
ところで、目の前にあるものを言葉に置き換えると、それだけでもすっかりイメージが変わりません?
たぶん、自分の感覚に合った部分だけを切り出して、それを自分の言葉で再構成すると、気付かなかった大切なものがいろいろ失われてしまうからなのかなぁ、と思います。(これは、たぶん写真でも同じなんですけど...)
ですから、
>ちょっとヘンな人('~')?かも・・・?
これは「moufの感覚がアヤシかっただけ」、という可能性もなかったわけではないと思いますので、あまりお気になさらず。
個人的には、どちらかというと東山千栄子なのですが... (意味不明)
(この記事がブログ運営上望ましくないとか、どこか引っかかるものがあるようであれば、ご遠慮なくご相談くださいませ。)
おマカセください!
ところで、目の前にあるものを言葉に置き換えると、それだけでもすっかりイメージが変わりません?
たぶん、自分の感覚に合った部分だけを切り出して、それを自分の言葉で再構成すると、気付かなかった大切なものがいろいろ失われてしまうからなのかなぁ、と思います。(これは、たぶん写真でも同じなんですけど...)
ですから、
>ちょっとヘンな人('~')?かも・・・?
これは「moufの感覚がアヤシかっただけ」、という可能性もなかったわけではないと思いますので、あまりお気になさらず。
個人的には、どちらかというと東山千栄子なのですが... (意味不明)
(この記事がブログ運営上望ましくないとか、どこか引っかかるものがあるようであれば、ご遠慮なくご相談くださいませ。)
Posted by mouf at 2005年08月07日 17:06
>目の前にあるものを言葉に置き換えると、それだけでもすっかりイメージが変わりません?
さすが。その通りだと思います。失われるものと、加えられるものがあって、また別のあるものになるのが面白い。そういうのが芸術ですよね。
そんで、moufさんの「uramaya日記」の見方は、まったく間違っていないとおもいます。気にするどころか、有難く思いました。
記事も、moufさんの気が済む(?)までこのままにしておいてくださいね。
で、トラックバック機能を使わないところが、デジタルな場所でもアナログって趣向で、私もトラックバックしませんでした(笑)。むふふ。
さすが。その通りだと思います。失われるものと、加えられるものがあって、また別のあるものになるのが面白い。そういうのが芸術ですよね。
そんで、moufさんの「uramaya日記」の見方は、まったく間違っていないとおもいます。気にするどころか、有難く思いました。
記事も、moufさんの気が済む(?)までこのままにしておいてくださいね。
で、トラックバック機能を使わないところが、デジタルな場所でもアナログって趣向で、私もトラックバックしませんでした(笑)。むふふ。
Posted by uramaya at 2005年08月08日 00:20