2005年12月17日

異国の冬の夜

昨夜は、職場にアフリカから短期滞在している人と、日本料理店に行ってきました。

まず、メニューをみて、「日本料理って高くない?」とのこと。(よくぞ言ってくれました!)

日本料理は初めてだというので、「日本料理といえば」ということで「寿司セット」を頼んだのですが、これがまた楽しかった。

まず、最初に出てきた煮麺のお吸い物。 (何で吸い物が最初やねん!)
これをフォークでくるくる巻いて食べるんですよ。
そして寿司。
ナイフで握りを真っ二つに切って、フォークで刺して醤油の小皿にどぼん!
で、小皿に浮かんだゴハンなんかフォークですくって食べる。

そして、イスラムの人はアルコールがダメなので、煎茶を頼んだのです。
緑茶は初めてだったということで、何か怪しい葉っぱでも煎じたと思っていたらしく、同じお茶の木だと説明しても想像できないと信じてもらえない。
そして、「砂糖入れないの?」との御要望なので、砂糖を出してもらって、やおら緑茶に混ぜてぐびぐび呑んでました。

「これが日本料理か、有難う」 と楽しかったようでしたが、こちらも新鮮でしたよ。
確かに、いきなり和食なんて外国の人にはどうしたらいいのか解からんわなぁ。

寿司7貫、これでは量が足りないので、帰り際にケバブも食べたのですが、アラブ料理なのにじつはこちらも初めてだったらしい。
「これもうまい」とは言ってくれたのですが、ケバブの方がずっとおいしそうに食べておられたような...(値段1/6なのに...)

「イタリアの寒い夜に日本人と和食とアラブ料理を食べる、これはextraordinaireだったよ。」
と喜んでいただけました。



Posted by mouf at 13:54│Comments(0)
 
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