2005年12月25日
Natale in Roma
さて、今年のローマのクリスマスは、穏やかな雨になりました。
そこで、これはかなり重要な情報になりますが、もしも来年とかクリスマスをローマで過ごそうという人がいたら…
クリスマスのローマでは、25日にはバス・メトロのいずれも本数を激減させて運行します。さらには、正午から4時くらい(クリスマスのミサが終わって家族で食事を楽しむ時間)にはすべての便が運休です。
ここまでは例年通りなのですが、さらに今年は、イヴの24日にも21時でメトロ・バスが運休。つまり、レストランは大概19時開店ですから、そこで油断してゆっくり夕食を楽しんだりすると、情け容赦なく交通機関がなくなるということですね。
さて、ちなみに、自分は昨日のイヴに午後から街に行って参りました。(はいそうです。地下鉄の駅からの乗り継ぎバスがなくなって帰れなくなっったということですね…)
この時期のローマでは、交通機関の運行情報に十分注意してください。
そこで、これはかなり重要な情報になりますが、もしも来年とかクリスマスをローマで過ごそうという人がいたら…
クリスマスのローマでは、25日にはバス・メトロのいずれも本数を激減させて運行します。さらには、正午から4時くらい(クリスマスのミサが終わって家族で食事を楽しむ時間)にはすべての便が運休です。
ここまでは例年通りなのですが、さらに今年は、イヴの24日にも21時でメトロ・バスが運休。つまり、レストランは大概19時開店ですから、そこで油断してゆっくり夕食を楽しんだりすると、情け容赦なく交通機関がなくなるということですね。
さて、ちなみに、自分は昨日のイヴに午後から街に行って参りました。(はいそうです。地下鉄の駅からの乗り継ぎバスがなくなって帰れなくなっったということですね…)
この時期のローマでは、交通機関の運行情報に十分注意してください。
さて、日本の場合には、クリスマスイヴの街は人出でたいへんだと思うのですが、イタリアの街は実はガラガラでした。バスも地下鉄もメインストリートにもあっけないほど人がいません。
ローマのクリスマスデコレーションといえば印象的なのが、個人のお宅の軒先にカラフルな電飾がたくさん登場することですね。
クリスマス前になると、スーパーなどでも電飾セットを売っていて、かなりの家がこれをベランダなどに取り付けます。

それから、これはウチの近所の商店街。

街の小さな商店街なのですが、先月からこういうデコレーションになりました。
この「星のイルミネーション」が、全長ほぼ1kmぐらい続いていて、かなりキレイです。以前日本の地方都市で、景気が悪いことを理由に街のクリスマスの名物だった電飾イルミネーションをかなり減らしたことがあったのですが、そんなことなども考えると、とても小さな街なのにこの電球の数と消費電力、これはかなりがんばっています。

そしてこれがローマで有数のブランド店の並ぶ、コンドッティ通りのクリスマスデコレーション。決して派手ではありませんが、センスが良くしみじみキレイです。
さて、というわけで御本山のバチカンにも行ってきました。

サン・ピエトロ寺院も、予想外にあまり人がいません。
これは、サン・ピエトロ広場ですが、オベリスクの脇にクリスマスツリーを立てて、その隣に特設の舞台を作り、キリストの生涯などを演じています。この日は寺院の内部に明日のクリスマスミサのための会場が設置されていて、クーポラも臨時で閉鎖。寺院自体も17時で閉められてしまいました。
この時期のヨーロッパは、すでに17時になると夜の暗さです。

その後、サンタンジェロ城からティベリ川を渡ってコルソ通りに出て、街頭でうっすらと照らされただけの路地を抜けながら、以前ご紹介したサンタマリア・ソプラミネルバ教会へ。
教会ではちょうどイヴのミサが始まったところでした。
今日のミサはいつもとは違い、主祭壇の左側の聖ドミニク礼拝堂でのミサで、しかも神父さんも三人登場するという、かなり格式の高そうなミサでした。ミサにはいろいろなお作法があるらしくて、みんなである言葉を唱えたり、やおら立ち上がったり、天に手を向けたり、みんなで握手しあったりします。熱心そうな常連の信者さんたちが正装して居並ぶ中、さすがにこのお作法がわからないと御迷惑なので、ちょっと離れた席でミサを拝見していたのですが、すると、5歳くらいのガキンチョ(Bambino)が、両親と一緒にミサに来たものの飽きてしまったのでしょうか、そばによって来ました。ちょっと離れたところでまず少し自分を観察してから寄ってきて、いたずらっぽい目で「ちゃお、中国人?」と聞くので、「ちがうよ、日本人」と答えると、「ポケモン知ってるか?」ときたので、「もちろん!(Certo!)」とこたえると、なにやら必殺技の仕草をして「ちゃお、またね!」と言って嬉しそうに戻って行きました。ポケモンのおかげでまた子供と友達になれてしまいました。任天堂さん、感謝。
ミサがおわると、もう外はすっかり真っ暗な夜。
コルソ通りに戻り、その奥に見えるビットリオエマヌエレ2世記念堂。

では、今回の最後に、メトロのオッタビアーノ駅からバチカンに向かう通りの建物の角で見つけた聖母子像。

それでは、来年もよいお年を。
ローマのクリスマスデコレーションといえば印象的なのが、個人のお宅の軒先にカラフルな電飾がたくさん登場することですね。
クリスマス前になると、スーパーなどでも電飾セットを売っていて、かなりの家がこれをベランダなどに取り付けます。

それから、これはウチの近所の商店街。

街の小さな商店街なのですが、先月からこういうデコレーションになりました。
この「星のイルミネーション」が、全長ほぼ1kmぐらい続いていて、かなりキレイです。以前日本の地方都市で、景気が悪いことを理由に街のクリスマスの名物だった電飾イルミネーションをかなり減らしたことがあったのですが、そんなことなども考えると、とても小さな街なのにこの電球の数と消費電力、これはかなりがんばっています。

そしてこれがローマで有数のブランド店の並ぶ、コンドッティ通りのクリスマスデコレーション。決して派手ではありませんが、センスが良くしみじみキレイです。
さて、というわけで御本山のバチカンにも行ってきました。

サン・ピエトロ寺院も、予想外にあまり人がいません。
これは、サン・ピエトロ広場ですが、オベリスクの脇にクリスマスツリーを立てて、その隣に特設の舞台を作り、キリストの生涯などを演じています。この日は寺院の内部に明日のクリスマスミサのための会場が設置されていて、クーポラも臨時で閉鎖。寺院自体も17時で閉められてしまいました。
この時期のヨーロッパは、すでに17時になると夜の暗さです。

その後、サンタンジェロ城からティベリ川を渡ってコルソ通りに出て、街頭でうっすらと照らされただけの路地を抜けながら、以前ご紹介したサンタマリア・ソプラミネルバ教会へ。
教会ではちょうどイヴのミサが始まったところでした。
今日のミサはいつもとは違い、主祭壇の左側の聖ドミニク礼拝堂でのミサで、しかも神父さんも三人登場するという、かなり格式の高そうなミサでした。ミサにはいろいろなお作法があるらしくて、みんなである言葉を唱えたり、やおら立ち上がったり、天に手を向けたり、みんなで握手しあったりします。熱心そうな常連の信者さんたちが正装して居並ぶ中、さすがにこのお作法がわからないと御迷惑なので、ちょっと離れた席でミサを拝見していたのですが、すると、5歳くらいのガキンチョ(Bambino)が、両親と一緒にミサに来たものの飽きてしまったのでしょうか、そばによって来ました。ちょっと離れたところでまず少し自分を観察してから寄ってきて、いたずらっぽい目で「ちゃお、中国人?」と聞くので、「ちがうよ、日本人」と答えると、「ポケモン知ってるか?」ときたので、「もちろん!(Certo!)」とこたえると、なにやら必殺技の仕草をして「ちゃお、またね!」と言って嬉しそうに戻って行きました。ポケモンのおかげでまた子供と友達になれてしまいました。任天堂さん、感謝。
ミサがおわると、もう外はすっかり真っ暗な夜。
コルソ通りに戻り、その奥に見えるビットリオエマヌエレ2世記念堂。

では、今回の最後に、メトロのオッタビアーノ駅からバチカンに向かう通りの建物の角で見つけた聖母子像。

それでは、来年もよいお年を。
Posted by mouf at 12:31│Comments(0)