2005年12月08日
飛行機のサービス、あれこれ
今回の一時帰国も、もちろん飛行機を使用せざるを得なかったのだが、やはり飛行機は航空会社によって細かいサービスがいろいろ異なる。
まず、なんといっても機内の映画。
とくに国際線などでの長時間の旅行の場合、この設備の良否が移動の時間を苦痛に替えかねない。
現在の国際線の設備の主流は、前の座席の背部に小型モニターが埋設されていて、これで映画やゲームを楽しむパターンが多い。もちろん、各社とも新し目の作品を複数用意しているのだが…
ここになかなか各国のカラーが出るのである。
まずはエールフランス。
昨年あたりに客室乗務員の制服のデザインを一新してイメージチェンジを図ったらしいのだが、この会社はなかなかたいへん。
まず、機内の映画は10本以上用意されているのだが、そのうち日本語の作品、日本語字幕の作品が少ないのである。しかも他の作品も英語よりフランス語の作品の方が多い。
パリ-成田便を利用する観光客にどれくらいフランス語を聞き取れる人たちがいるのかなんてまったく考慮していないのだとおもうのだが、おそらく大多数の日本人は、日本語の作品を見終わったらあとは訳のわからないフランス語作品を眺めるしかない。
このあたりの環境で有利なのは、やはり日系の航空会社。
たとえば日航の場合、すべての作品に日本語字幕がついているので、とりあえず言葉の問題は機内で映画が楽しめず退屈する要素にはならない。
しかし、前のエールフランスのシステムもそうなのだが、映画の上映開始時間が機内の全端末で共通なのである。さらに、離陸が終わるまでは安全上の理由からこのモニター端末のスクリーンが使えないのだが、飛行が安定してやっと小型モニターが使えるようになると、すべての作品は既に始まっていて、次の放映開始時間までは軒並み60-120分待ちとかになっている。つまりしばらく映画が見られない。さらに、次の上映のサイクルも60分間ぐらいに集中してしまうので、1本見終わった段階でも、次にあまり待たずにみられる作品が限られている。
一見便利なシステムなのだが、じつはかなり退屈な時間を強いられてしまうのである。
そこで、イタリアの最大手アリタリア航空。
ここ、実は意外と印象が良かった。
まず、問題の映画は、ほとんどの作品に日本語字幕つき。
さらに、映画の開始時間は、各席の端末によって自由に始められるシステムなのです。
つまり、プログラムをみて面白そうな作品があったら、1分程度のダウンロード時間だけ辛抱すれば、いつでもその作品が始められる!このシステムのおかげで、今回私は映画を4本も見てしまって、あまり退屈することがありませんでした。
さらに、客室乗務員のお姉さんの感じが良い!某外国系半国有航空会社の場合、機内食の配布なんてほとんど家畜にエサでもあげるような、なんとも感じの悪い仕草なのに、アリタリアは、媚びもせずそれでいて感じも悪くない。
しかし、もちろんエールおフランスにもいいところはあって、夜間就航便の場合、機内後部に気前良くシャンパンのボトルが置いてあって、飲み放題になる便があります。(これだけかも?)
とくに国際線などでの長時間の旅行の場合、この設備の良否が移動の時間を苦痛に替えかねない。
現在の国際線の設備の主流は、前の座席の背部に小型モニターが埋設されていて、これで映画やゲームを楽しむパターンが多い。もちろん、各社とも新し目の作品を複数用意しているのだが…
ここになかなか各国のカラーが出るのである。
まずはエールフランス。
昨年あたりに客室乗務員の制服のデザインを一新してイメージチェンジを図ったらしいのだが、この会社はなかなかたいへん。
まず、機内の映画は10本以上用意されているのだが、そのうち日本語の作品、日本語字幕の作品が少ないのである。しかも他の作品も英語よりフランス語の作品の方が多い。
パリ-成田便を利用する観光客にどれくらいフランス語を聞き取れる人たちがいるのかなんてまったく考慮していないのだとおもうのだが、おそらく大多数の日本人は、日本語の作品を見終わったらあとは訳のわからないフランス語作品を眺めるしかない。
このあたりの環境で有利なのは、やはり日系の航空会社。
たとえば日航の場合、すべての作品に日本語字幕がついているので、とりあえず言葉の問題は機内で映画が楽しめず退屈する要素にはならない。
しかし、前のエールフランスのシステムもそうなのだが、映画の上映開始時間が機内の全端末で共通なのである。さらに、離陸が終わるまでは安全上の理由からこのモニター端末のスクリーンが使えないのだが、飛行が安定してやっと小型モニターが使えるようになると、すべての作品は既に始まっていて、次の放映開始時間までは軒並み60-120分待ちとかになっている。つまりしばらく映画が見られない。さらに、次の上映のサイクルも60分間ぐらいに集中してしまうので、1本見終わった段階でも、次にあまり待たずにみられる作品が限られている。
一見便利なシステムなのだが、じつはかなり退屈な時間を強いられてしまうのである。
そこで、イタリアの最大手アリタリア航空。
ここ、実は意外と印象が良かった。
まず、問題の映画は、ほとんどの作品に日本語字幕つき。
さらに、映画の開始時間は、各席の端末によって自由に始められるシステムなのです。
つまり、プログラムをみて面白そうな作品があったら、1分程度のダウンロード時間だけ辛抱すれば、いつでもその作品が始められる!このシステムのおかげで、今回私は映画を4本も見てしまって、あまり退屈することがありませんでした。
さらに、客室乗務員のお姉さんの感じが良い!某外国系半国有航空会社の場合、機内食の配布なんてほとんど家畜にエサでもあげるような、なんとも感じの悪い仕草なのに、アリタリアは、媚びもせずそれでいて感じも悪くない。
しかし、もちろんエールおフランスにもいいところはあって、夜間就航便の場合、機内後部に気前良くシャンパンのボトルが置いてあって、飲み放題になる便があります。(これだけかも?)
Posted by mouf at 08:15│Comments(0)
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